【定期コラム】20年の現場の泥と、ADの「落とし物アナウンス」から生まれた奇跡――MCおのしんが語る、スポーツを「稼げるビジネス」に変える情熱の源泉
- 2026/05/04 更新

プロローグ:華やかなプロ興行の舞台と、胸に刻まれた「20年」のインフラ
トップアスリートが限界を超えて躍動し、何千人、何万人という観客の地鳴りのような歓声がスタジアムを包み込む。プロスポーツ興行や大規模な企業イベントの現場には、人を一瞬で非日常へと誘い、魂を震わせる特別な熱気があります。
ありがたいことに、現在私「MCおのしん」は、バレーボールの最高峰である「SVリーグ」や、3人制バスケットボールのプロリーグ「3x3」、独立リーグ、および日本を代表する次世代のアスリートたちが集う「4v4」など、国内最高峰のエンターテインメントの最前線でマイクを持たせていただいています。先日は、あの本田圭佑さんが主催する「第2回デカコーンカップ(Decacorn Cup)」でもメインMCを務めさせていただき、会場を一つの生き物のように熱狂させる大役を果たしました。
きらびやかな照明、最新の音響設備、そして満員の観客席。 その中心でマイクを握り、会場のボルテージをコントロールするとき、私はいつも、自身の胸の奥にある「2つの原点」を思い出します。
1つは、今からわずか3年前。仕事がゼロの状態で、泥臭い「下っ端AD(アシスタント)」としてイベントの隅っこを走り回り、偶然手渡された1本のマイクで行った「落とし物のアナウンス」。 そしてもう1つは、そこに至るまで、実に20年もの間、フットサルコートやクラブ事業という「スポーツの現場」に文字通りベッタリと張り付き、経営と現場の泥水をすすり続けてきた泥臭い歴史です。
「本当に、最初はただのフットサル審判だった。現場に立ち続けた20年間の悔しさと、経営のリアルな壁にぶつかり続けたマグマのようなエネルギーが、あのADの瞬間に爆発して、MCおのしんを生んだんだ」
今、イベントの集客や成功、あるいはスポーツ施設・団体の収益化に悩むすべての法人・自治体の決裁者様へ。綺麗事のコンサルティング論ではない、現場の泥の中から生まれ、世界のケイスケ・ホンダに認められた「本物の発信力と営業力」の本質を、私の20年の歩みとともに全力でお伝えします。

2005年、始まりはフットサルのレフェリー。そこで目撃したスポーツの「魔法」
私のスポーツビジネスへの参入は、華々しいプロの世界ではなく、泥臭いアマチュアのフットサルコートからでした。時代は2005年。当時、世間で大流行していたアルバイト「フットサルのレフェリー(審判)」として、私は初めてスポーツの現場に足を踏み入れました。
それから独立を果たすまでの約20年間、私は役員として会社の経営に携わりながらも、オフィスに閉じこもることは決してありませんでした。なぜなら、現場にこそスポーツが持つ「本物の魔法」が転がっていることを、誰よりも知っていたからです。
フットサルコートという場所では、日々、奇跡のような光景が繰り広げられます。 年齢も、職業も、社会的地位も全く違う、本来なら一生交わるはずのなかった見ず知らずの大人たちが、たった一つのボールを通じて一瞬で打ち解け合う。共にパスを繋いで笑い、ゴールに歓喜し、時には本気になって悔しがる。
インターネットやSNSが普及し、人間関係が希薄化したと言われる現代社会において、コートという場所は、人々の間に「血の通った温かい絆」を再生させる力を持っていました。「スポーツは、社会課題を解決できる最強のツールだ」。これこそが、スポーツが社会に提供できる最大の付加価値であり、絶対に守るべきインフラだと、私は現場の熱量を肌で感じながら確信していました。
しかし、この「情熱」だけでは超えられない、冷徹なビジネスの壁、そしてスポーツ特有の「魔力」が私の前に立ちはだかることになります。

直面した「経営と勝敗の壁」――リソースが囚われ、本来やるべきことから離れていく現実
私は長年、現場の最前線に立ちながら、役員として経営の数字とも向き合ってきました。そこで目の当たりにしたのは、素晴らしい情熱や理念を持つスポーツ団体や施設が、常に「資金繰り」と「人手不足」という慢性的な課題に頭を悩ませている現状でした。
さらに言えば、勝敗がダイレクトに関わる「クラブ事業」の難しさも、身を以て知っています。 スポーツにおいて、勝利を目指して戦う姿は美しく、人々を熱狂させる不可欠な要素です。しかし、いざ勝敗が関わるクラブ事業を持つと、組織のリアルなリソース(ヒト・モノ・カネ・時間)のほとんどが、「今週の試合に勝ったか、負けたか」という目先の勝敗に完全に囚われてしまうのです。
チームを勝たせるための補強、目先の勝敗に一喜一憂する周囲の対応、成績の乱高下に伴うハラハラ感……。そうした「勝敗の渦」に巻き込まれるうちに、組織のリソースはジリジリと擦り切れていきます。結果として、地域との深い結びつきを丁寧に育むことや、スポンサー企業様へ確固たるビジネス価値を返すこと、そして持続可能な経営基盤を作るという、スポーツビジネスとして「本来やるべき最も重要なこと」から、どんどん離れていってしまう。そんな痛烈なジレンマを、私は現場で何度も体感してきました。
毎日、目の前のコートの運営や勝敗の対応に追われ、スタッフのシフト管理といった目先の業務で全員が手一杯になる。その結果、最も重要な「自社の価値を高めるためのマーケティング活動」や「攻めの営業・発信活動」に全く手が回らなくなってしまう。もちろん、当時の私もその渦中にいる一人でした。
なかなか自社の価値を向上させ、スタッフに十分な還元をできない不甲斐なさ。経営の厳しさに直面する中で、私は共に汗を流し、スポーツの未来を語り合った大切な仲間たちが、生活や将来への不安から会社を去っていく「退職」の瞬間を、何度も何度も見送ってきました。その度に、言葉にできないほどの悔しさと、己の無力さに何度も何度も歯を食いしばってきました。
「この素晴らしい『出会いと体験のインフラ』を守り、さらに加速させなければならない。そのためには、ボランティアや勝敗、想いだけに頼るのではない。現場を構造から支え、確実に豊かにする『営業の仕組み』と、勝敗すら超越した価値を創り出す圧倒的な『発信の力』が必要だ」
この強烈な原体験と、20年分の悔しさから生まれたマグマのようなエネルギーこそが、2021年に私が「合同会社日本アイケン」を設立した真の原点でした。

工作ゼロ、下っ端ADが握った1本のマイク。20年のエネルギーが爆発した瞬間
会社を立ち上げたものの、最初は順風満帆とはいきませんでした。プロとしての実績がない私には、当然、大きなBtoBの仕事なんて入ってきません。「食べていくために、現場の仕事なら何でもやる」。そう決意してイベント業界の端っこにしがみつき、ディレクターの手足となって動く「下っ端AD(アシスタント)」として、会場設営や機材運び、テント張りなどの業務をこなす日々が続きました。
そんな中、3年前、あるジュニアサッカー大会の現場で私の運命を変える瞬間が訪れます。
会場で落とし物が発生し、進行スケジュールが少し遅れそうになったときのことです。現場にピリピリとした緊張感が走る中、インカムの向こうのスタッフたちは全員が自分の持ち場で手一杯。私が対応した落とし物の対応方法をディレクターに確認したところ、誰も対応ができないようで
「そこにあるマイクで落とし物のアナウンスを入れてください。」
これが、僕のMCのはじまりでした。
普通なら「落とし物がありますので本部までお越しください」と、事務的に数秒で読み上げて終わる仕事です。しかし、私の喉の奥には、20年間フットサルコートで培ってきた「現場の感覚」が、エネルギーとしてパンパンに詰まっていました。
私は、コートにいる子供たちの表情、ハラハラしながら見守る保護者の視線、そして会場全体の空気が一瞬で読めました。なぜなら、20年間それだけを現場で見続け、経営者としてその熱量をどうビジネスに変えるかを考え続けてきたからです。
「せっかくみんながワクワクして集まっている場所だ。この落とし物アナウンスの数秒すら、エンターテインメントに変えて、会場を笑顔にしてみせる」
お腹の底から声を響かせました。 「会場の皆様にお知らせです! 本部席に、今大会最高にクールな青い水筒が届いております! 持ち主の未来のストライカーはどこだ!? 心当たりのある選手は、至急本部席までダッシュお願いします!」
あまりよく覚えていませんが、このようなことを当時発信したように思います。ほんとにささいなシーンでした。
しかし、ここから徐々に
「次の試合のアナウンスをしてほしい」
「時間が空くので、少し間をつないでほしい」
など、アナウンスに関わる業務がそこから増えてきました。
そこからは完全な我流、僕のお調子スイッチが入りました。ノンストップで実況です。近くにいる選手をいじりはじめ、アナウンスを行い、時には実況も入れてしまいました。僕の声は洗練されたアナウンサーのような美しい日本語ではありません。けれど、20年間の現場経験があるからこそ、どのチームがどんな想いで戦っているか、勝敗を超えたドラマがどうなっているかが瞬時に言葉にできました。子供たちを巻き込み、観客席を煽り、会場全体を一つの生き物のようにドライブさせていきました。これが、「MCおのしん」が産声をあげた瞬間でした。

本田圭佑氏の一言――「あの人がMCやったらええんちゃうん」
ここからがさらにもうひとつの偶然。たまたま、その現場は本田圭佑さんが新しく立ち上げたU-10のための4人制サッカー全国大会「4v4」の記念すべき第1回大会でした。
観客席では、世界中の修羅場をくぐり抜けてきた、あの本田圭佑さんが腕を組んで試合を見つめていました。本物のプロフェッショナルが放つ、独特の緊張感。私の我流の実況がどう映るのか、恐怖がなかったと言えば嘘になります。
しかし、本田さんが見ていたのは、アナウンスの技術ではありませんでした。 言葉を通じて、ピッチの子供たちをどれだけ本気にさせているか。観客席の大人たちをどれだけ当事者として熱狂させているか。つまり、勝敗という結果のさらに先にある、「イベントの本質的な付加価値」が私の声によってどれだけ跳ね上がっているかを、冷徹に見極めていたのです。
試合終了後、本田さんがスタッフに向かって言いました。
「あの人が今日の決勝のMCやったらええんちゃうん⁉️」
この一言が、私の運命を完全に決定づけました。仕事ゼロ、ただ声がでかいだけの下っ端ADが、世界のケイスケ・ホンダに「認められたMC・おのしん」として、プロの階段を駆け上がる切符を手にした瞬間でした。20年間の現場の泥と、経営での悔しさが、最高の結果として報われた瞬間でもありました。
先日開催された「第2回デカコーンカップ」で本田さんと再びお会いした際も、私はあの時の原点の熱量をそのまま持ってマイクを握りました。本田さんが創り出すクリエイティブな空間に、私の「声」というインフラを実装する。それは、20年の歴史が生んだ、一つの必然のストーリーでした。
なぜ、おのしんの「声」は法人の課題を解決できるのか?(B2B視点での分析)
ここで、イベント主催者や法人・自治体の決裁者様に、コンサルタントの視点からお伝えしたいことがあります。 「なぜ、洗練されたプロの喋り手ではなく、現場叩き上げのMCおのしんが、これほど多くのプロ興行に呼ばれ続けるのか?」
その理由は、私が単なるアナウンサーではなく、「経営の厳しさ(B2Bの論理)と、勝敗に振り回されない現場の構造を理解しているビジネスパートナー」だからです。
イベントを本当に成功させ、法人のマーケティング効果(スポンサーの満足度、売上改善)を高めるためには、来場者を「ただの観客(他人事)」から「熱狂的な当事者(ファン)」に変えなければなりません。私のMCは、20年の知見をベースに以下の3つのロジックで貴社のイベント価値を最大化します。
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現場ファーストの心理的動線構築(巻き込み力): 長年、スポーツ施設で顧客のバイオリズムを見続けてきたからこそ、観客が「どのタイミングで退屈し、どこで熱狂するか」が肌感覚でわかります。目先の勝ち負けだけに依存しない、イベント全体の熱量をコントロールします。
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スポンサー・ブランド価値の言語化(営業的視点): 私自身が経営者であり、資金繰りやリソース配分の苦労を知っているからこそ、主催者様が込めた想いや、協賛企業のメッセージを、実況の中に自然にストーリーとして織り込めます。嫌みのない形で企業のPR効果を最大化します。
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アクシデントをプラスに変える現場対応力: イベントにトラブルは付きものです。しかし、私の原点は「落とし物アナウンス」と、何千回もの現場管理です。どんなトラブルが起きようとも、即興のトークで会場の一体感へと昇華させ、イベントのクオリティを担保します。
「発信(MC)」×「営業(スポーツハブ)」。日本アイケンが提供するスポーツビジネスのインフラ
私たちが提供しているのは、単に「会場を盛り上げるMCの派遣」だけではありません。 日本アイケンの真の強みは、マイク1本で勝敗を超えた一体感を創り出す『イベントプロデュース業(MCおのしん)』と、目先の勝敗に囚われがちな現場を、広告と営業の力で盤石に支える『スポーツマーケティング業(スポーツハブ)』の2つの車輪を組み合わせた、圧倒的な収益化インフラの構築にあります。
どれだけ素晴らしい理念を掲げても、勝敗に一喜一憂し、リソースを使い果たして赤字で終わってしまっては、かつての私のように大切な仲間を失うことになります。持続可能なものにするためには、チームの成績が良くても悪くても売上が上がり、スポンサーを喜ばせ、次なる投資へ繋げる「勝敗に左右されない営業の仕組み」が必要です。
現に、弊社が運営・営業支援に携わっている「ヴァーサス新座」では、この現場運営の最適化と攻めの営業代行により、現在進行形で売上大幅改善・過去最高益を更新し続けています。
また、弊社の営業代行サービス「スポーツハブ」では、20年の現場知見をベースにした緻密なターゲット選定により、高いアポイント獲得率と確実な成約実績を叩き出しています。Jリーグの水戸ホーリーホック様や日本サッカー協会(JFA)様といった日本トップクラスの団体へアプローチし、具体的な商談を形にできるのは、私たちが「現場の熱狂」と「勝敗の裏にあるビジネスの論理」の両方を100%知っているからに他なりません。
エピローグ:すべての法人パートナー・自治体関係者の皆様へ
2005年、フットサルのレフェリーとして始まった私の旅。 現場の泥臭さも、経営の厳しさも、勝敗に囚われて本来の目的を見失いそうになるジレンマも、仲間を見送った悔しさも、すべてを経験してきました。だからこそ、私は断言できます。
スポーツは、社会課題を解決し、人と地域を繋ぐ最強のツールです。そして、どんなに今、集客に悩んでいても、施設の収益化に苦しんでいても、営業の方法がわからなくても、「営業(スポーツハブ)」と「発信(MCおのしん)」の構造を正しく書き換えれば、ビジネスは必ず劇的に好転します。
「うちの大会を、プロ興行並みに盛り上げてほしい」 「スポーツ施設やイベントを、勝敗に左右されない『稼げるビジネス』に変えたい」 「広告代理店や上層部を納得させる、確実な営業実績(アポ・成約)が欲しい」
どんなお悩みでも構いません。日本アイケンに、皆様の「現状」をお聞かせください。 机上の空論を語るコンサルタントではなく、20年間現場の泥を踏み、本田圭佑氏をはじめとする一流のプロフェッショナルたちと結果を創り出してきた私たちが、地に足のついた「営業」と「発信」を通じて、貴社のビジネスに本物の「付加価値」を実装し、人と社会の未来を前向きに変えていくことをお約束します。
新しい挑戦を、最高の熱量で、ここから一緒に始めましょう。
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